コラム

エディーHCがサッカー界から取り入れた指導法「戦術的ピリオダイゼーション」

  1. HOME >
  2. コラム >

エディーHCがサッカー界から取り入れた指導法「戦術的ピリオダイゼーション」

エディー・ジョーンズはサッカー界からも積極的に指導法を学んでいます。その1つが「戦術的ピリオダイゼーション」というもの。

エディー氏は、欧州サッカーの名将ペップ・グアルディオラ氏との出会いから、この理論に触れるようになったといいます。

では、この理論の中身とは一体どんなものか。近著『プレッシャーの力』の記述から参照してみます。

ゲームモデルを定義する

まず、「どんな試合をしたいのか」というゲームモデルを定義することから始まります。

 

「この理論では、まず、次の試合でどのような戦い方をしたいのかをゲームモデルとして定義することから始まる。この定義は、対戦相手や自チームの状態などから、試合ごとに微調整しながら変化させる。そして、試合の前週の練習メニューは、定義されたゲームモデルの遂行に直接つながる練習を組んでいく」

『プレッシャーの力』P32~33

たとえば「ボールを大きく動かすゲーム」を設定したとすれば、そのボールの大きな動きについていけるような走力をつける練習メニューを組むという具合です。

大きなプレッシャーをかける

また、その際に大きなプレッシャー、負荷をかけることもポイントのようです。「練習を試合よりもキツくする」のです。

具体的には、先程のボールを大きく動かすゲームモデルでサポートに走る時間が実際の試合では2分程度だとすれば、練習では3分以上走り続ける状態を作るそうです。そして、

「その3分間を何回も何回も繰り返す。とくに最後の1回では、疲れていない状態の選手たちにディフェンスをさせたり、より厳しい状況を作り上げる」

『プレッシャーの力』P34

ということを意識するそうです。その他にもエディー氏はボールをわざと滑りやすくするために石鹸を塗って練習させたりもするそう。面白いですね。

「戦術的ピリオダイゼーション」は実際にはかなり複雑な理論だそうですが、

  1. ゲームモデルを設計する
  2. 練習を試合よりも厳しい状況で設定する

という2点はポイントとして説明できそうです。

-コラム
-,

© 2021 RugbyCrunch(ラグビークランチ) Powered by AFFINGER5