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日本代表が挑む「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」の深い歴史

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日本代表が挑む「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」の深い歴史

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」と日本代表が対戦

2019年のワールドカップ終了後コロナ禍となり、国際試合の機会がなかった日本代表。

ついに今秋テストマッチが行われます。その相手が「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」。

▲6月26日に日本代表と対決! 写真:日本協会HPより

6月26日にスコットランドのマレーフィールドで戦います。両者はこれが初対決となります。

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」は4年に1度結成

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」は4年に1度結成されるドリームチーム。イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズと普段はバラバラになっている北半球の4ユニオンがこのときばかりは一致団結。選抜メンバーが1つのチームになるのです。

強引に例えるならば…同じく4年に一度結成。NBAのスターたちで結成されるオリンピックのバスケットボールアメリカ代表のような特別感があります。

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」は4年に1度、南半球に遠征するというのが基本パターン。前回の2017年はニュージランドに遠征しオールブラックスと3試合戦っています。

そして今年は南アフリカに遠征する年。日本代表とはその遠征に旅立つ前に戦うというわけです。

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」の歴史

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」が最初に結成されたのは1888年。21人のメンバーがオーストラリアとニュージーランドに遠征した記録が残されています。当時はイングランドの選手がほとんどだったとか。

▲1888年遠征時のメンバー 写真:パブリックドメイン

チーム名にも歴史があります。1888年遠征時は”Shaw and Shrewsbury's"「ショーとシュルズベリーのチーム」というチームでした。ショーとシュルズベリーというのは有名なクリケット選手の名前です。彼らが遠征を手配してくれたそうです。

そこから"British Isles"「イギリス諸島代表」、”British Lions"「ブリティッシュライオンズ」という呼称が使われるようになりました。「ライオン」というニックネームは1924年の南アフリカ遠征ツアーのときからジャーナリストが使い始めます。なんでも選手たちがライオン柄?のネクタイをしていたんだとか。

そして、現在の正式名称は「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」。これは2001年のオーストラリアツアー以降のもの。

アイルランドは19世紀初頭にイギリスから独立をしています。興味深いのは、アイルランドがイギリスに対し独立運動をしていた時期でも、この連合チームは存在し続けたという事実です。政治的な関係が悪くてもラグビーには関係がなかったのです。

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」のジャージー

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」はジャージーがとてもかっこいいです。1950年のツアーから赤を基調にしたジャージーです。

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」のアンセム

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」は試合前に何を歌うのか。

日本代表であれば国歌「君が代」一択ですが、このチームはそう単純ではありません。

1989年のツアーではイギリスの国歌「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」がアンセムでした。2005年のツアーには連合チームのための特別アンセム「4つの力」が作られましたが、ライオンズファンの支持が得られず以降使われなくなりました。

2021年は何を歌うのかも注目ポイントですね。

「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」のメンバー

2021年の「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」のメンバーはまだ発表になっていません。

目下、北半球では6カ国対抗戦「シックスネーションズ」が行われていますので、それが終わってからでしょうか。

ヘッドコーチはウェールズ代表を指揮していたウォーレン・ガットランド氏です。

以上、「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」についてまとめました。100年以上の歴史を持つ格式高いこのチームと戦える喜びを日本のファンは噛み締めたいですね。

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