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サンウルブズがスーパーラグビーを追放されてしまった3つの理由

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サンウルブズがスーパーラグビーを追放されてしまった3つの理由

残念なことに、スーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」は今年からリーグから除外されています。決まったのは2019年のワールドカップイヤー。スーパーラグビーの運営元であるSANZAARから通達があったのです。

「除外」にいたった理由とはなんだったのでしょうか。3つの理由をまとめていきます。

①そもそも5年契約だった

サンウルブズは日本代表強化を目標として、2016年から5年契約でスーパーラグビに参戦していたという経緯があります。

なので正確には、「除外」というより、「契約期間満了で次回更新はなし」といった表現の方が正確です。

②「10億円」の支払いを拒否した

「10億円」とは、穏やかではない数字ですが、実際にこのスケールの大金をサンウルブズはSANZARR側から、支払うようにプレッシャーをかけられていたと噂されています。

背景にあるのは、スーパーラグビー全体の求心力の低下と、財政難です。サンウルブズが参入する前から、観客数の落ち込みなどが指摘されてきました。当然収益もその分減る。要するにスーパーラグビーはお金に困っていた状況だったのです。

そこで、日本という巨大マーケットに注目してサンウルブズの参入を認めたという経緯があります。

表現は悪いですが、サンウルブズと日本ラグビーは、“金づる”とみられていた節があります。

そこへきて、2021年からのリーグ再編のタイミングで①放映権料の負担②日本チームとの対戦にかかる渡航費、などの名目で、10億円を請求されたのです。

当然こんな大金、払えるはずがありません。この条件をのまずに正解だったと思います。

③サンウルブズは勝てなかった

このような理由があっても、サンウルブズが結果を残せていればまた話は違ったでしょう。

「理不尽だ!現に俺たちはこんなに結果を残して、毎試合超満員だぜ」と言うことができれば、この無茶な要求をつっぱねることができました。

しかし現実は、2016年1勝、2017年2勝、2018年3勝、2019年2勝、2020年1勝、過去5シーズンでわずか9勝。勝率は13%。5シーズン中4シーズンで最下位という成績で低迷しました。

また観客数も思ったように伸びませんでした。

秩父宮開催の観客数は、参戦初年度をピークとして右肩下がり。

2016年 17,246人(秩父宮5試合平均) 2017年 13,983人(秩父宮4試合平均) 2018年 11,819人(秩父宮6試合平均)


https://rugbyhack.com/2018/03/27/sunwolves-164/

初年度に関しては悪くない数字だと思いますが、そこから伸びしろがなかったのが痛かったと思います。

結局、サンウルブズは2020年8月に解散に至ってしまいました。しかし、サンウルブズのスーパーラグビー参戦は大きな果実をもたらしたことは確かです。世界トップレベルの選手たちと毎週のように戦うことができ、日本ラグビーは大きなレベルアップを果たしました。2019年のワールドカップ日本大会での日本代表の躍進の要因として「サンウルブズが大きかった」という声も多くあります。

日本ラグビーは来年から国内でハイレベルな新リーグが創設されます。その新リーグがスーパーラグビーに代わる存在になればいいですよね。

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