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【高校・大学・社会人・代表】日本ラグビー押さえておきたい「名指導者」5選

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【高校・大学・社会人・代表】日本ラグビー押さえておきたい「名指導者」5選

ラグビーはとても指導者の果たす役割が大きいスポーツです。指導者の力量いかんで、チームは強くも弱くもなります。また名選手の陰には必ず名指導者がいて、指導者のスタイルが選手に染み付いているものです。

名将の存在、考え方を知るとラグビー観戦がもっと楽しくなります。今回は日本ラグビーの中で高校、大学、社会人、代表…各カテゴリから抑えておきたい指導者を5人ピックアップしました。

①藤原秀之(桐蔭学園監督)

まず、高校ラグビー界の名将といえばこの人。2002年から桐蔭学園を率いる藤原秀之監督。

「西高東低」が叫ばれる中で、東日本の”ヨコヅナ”として花園優勝3回、準優勝5回という堂々たる実績を残しています。

藤原監督が作るチームには特徴があります。

  1. フィジカルがしっかりしている
  2. 選手の状況判断力が高い
  3. 9番10番を中心にしたチームづくり

桐蔭学園は選手が3年間で入れ替わる中でも、毎年安定した実績を残しています。枝葉の部分ではなく、ラグビーのベースとなる幹の部分をしっかり鍛えている印象です。また松島幸太朗選手をはじめ、桐蔭学園出身者は高校卒業後も活躍している選手が多いのが特徴です。

主な教え子

松島幸太朗(クレルモン)、齊藤直人(サントリー)

著書

②岩出雅之(帝京大学監督)

大学ラグビー界からは帝京大学の岩出雅之監督。ここ数年は優勝を他校に譲っているものの、2009年~2017年度全国大学ラグビー選手権で9連覇という金字塔を打ち立てました。

もともと帝京大学は早稲田や明治大学のように、高校時代有名だった選手が集まるチームではありませんでした。無名選手を鍛えながら徐々にチームを強化していったのです。

指導のポイントはフィジカル強化で、帝京大学の選手は体つきが大学レベルでは図抜けてしっかりしています。アスレチックトレーナーや栄養管理士と連携して、肉体を作り上げています。

また、”脱体育会”と呼べるようなチームづくりも特徴で、以前テレビで特集されていましたが、帝京大学では上下関係はなく。寮では上級生が率先して掃除をするのだとか。人間性を重視する監督。

主な教え子

堀江翔太(パナソニック)、松田力也(パナソニック)

著書

③沢木敬介(キヤノン監督)

トップリーグからは現キヤノン監督の沢木敬介氏をピックアップ。

▲バックスの指導力には定評がある 写真:チーム公式HPより

現役時代はサントリーの司令塔として活躍し、クレバーなプレーが持ち味でした。バックスの指導に定評があります。

2014年には、日本代表のコーティングコーディネーターになりエディー・ジョーンズの右腕存在として手腕を発揮。2015年のワールドカップの南アフリカ撃破にも大きく貢献。後半28分に決めた流れるようなサインプレー「府中12」は沢木氏の考案によるものでした。

2016年にはサントリーの監督に就任し、1年目でいきなりトップリーグ・日本選手権の二冠に輝きます。そして翌年もトップリーグで優勝し2連覇の実績。

サントリーを離れて今季からはキヤノンの監督になり、低迷するチームをトップリーグ8強にまで導いています。

主な教え子

流大(サントリー)、中村亮土(サントリー)

著書

④ジェイミー・ジョセフ(現日本代表HC)

そしてもちろんこの人も名将です。現日本代表ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ。2019年のワールドカップでは、日本代表を予選リーグ4戦全勝、史上初の決勝トーナメントに導きました。

▲選手として「オールブラックス」と日本代表でプレーした経験をもつジェイミー氏 写真:クリエイティブ・コモンズ

ニュージーランド出身のジェイミー・ジョセフは選手としても一流で、ニュージーランド代表「オールブラックス」として20キャップの実績があり、その後日本代表でもプレーしています。現役時代は身長190センチ、体重100キロをいかしフォワードとして活躍しました。

指導者としては、日本に来る前は南半球スーパーラグビーのハイランダーズのヘッドコーチを努め、2015年にスーパーラグビー優勝に導いています。その時のチームには日本代表のスクラムハーフ、田中史朗選手もいました。

キックと素早いカウンターがジェイミーが作るチームの特徴です。

主な教え子

田中史朗(パナソニック)

⑤エディー・ジョーンズ(前日本代表HC)

最後にもう日本を離れてしまいましたが、前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ。

▲テストマッチ通算100勝。日本を超えて世界的名将といえるエディー氏 写真:クリエイティブ・コモンズ

オーストラリア出身で、日本に来る前はオーストラリア代表「ワラビーズ」を率いて2003年のワールドカップで準優勝の経験があります。

もともと日系人の家系で、コーチングのキャリアを東海大学で始めるなど、なにかと日本にゆかりのあったエディー氏。

オーストラリアでの指導を終えるとふたたび日本へ。トップリーグのサントリーで実績をあげたあと、2011年のワールドカップ後に日本代表ヘッドコーチに就任。2015年のワールドカップでは、日本代表に初の3勝をもたらしました。日本時代は、早朝5時から練習を課すなど厳しいプレッシャーをかけ選手の眠っている才能を開花させました。

先日引退を発表した五郎丸選手も日本代表でのエディー氏の指導によって一皮むけた印象です。

現在はイングランド代表ヘッドコーチ。キャリアを通じてテストマッチ100勝を達成している、世界的名将でもあります。

主な教え子

リーチ・マイケル(東芝)、五郎丸歩(前ヤマハ発動機)

著書

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